事故車　見分ける

前回は、
検査の甘いオークションには、

 

オークションに出品する側にとって
出品する車が高く売れる要素があるので、

 

そのメリットゆえに、
たくさんの出品車が集まるのだ・・・

 

と、お話しました。

 

でも、そのメリット（検査の甘さ）を求めていない業者も、
たくさん出品している・・・

 

とも、お話しました。

 

前回から続いています

 

この話題を初めから読む場合はこちらからどうぞ
事故車なのに事故車じゃない？

 

今回は・・・

 

検査の甘さ以外の、
検査が甘いオークション会場のメリットについて・・・

 

何でそんなに、業者が集まるのか？
について、お話して行きます

 

今回も・・・

 

出品する車屋側の立場に立って
想像してみて下さい。

 

どこのオークション会場に、車を出品するか？

 

どんなオークション会場に出品すれば、
車が高く売れるのか？

 

検査が甘い以外に、何があるのか？・・・

 

それは・・・
車を仕入れに来る、
業者（バイヤー）が多く集まるオークションが良い・・・

 

と、いう事です。

当たり前ですが・・・

 

買いに来ている人が多い、
オークション会場の方が、

 

買ってもらえる確立が高いですし、

 

買いたい車屋が重複して、
落札を競い合えば・・・

 

その分、セリ値が上り・・・
その結果、車が高く売れる事になります。

でも・・・
事故車かどうかの基準が甘いオークション会場に、

 

怪しい車（ちょっと言い過ぎかもしれません・・・）を、
わざわざ、仕入れに行くのでしょうか？

 

それも、
多数の業者（バイヤー）が・・・・？

 

今度は、バイヤー側の立場で想像してみて下さい・・・

 

どんなオークション会場に、
中古車を買い付けに行った方がメリットがあるか？

 

それは、出品台数の多いオークションである事が、
一番のメリットであります。

 

いくら、
きちんと検査しているオークション会場と言えども、

 

出品されている、中古車の台数が少なければ、
仕入れたい車がある確率が低い訳です。

 

わざわざ、会場まで出向いたのに、
希望の車種が無かった・・・って事になってしまいます。

ここで、ちょっと補足説明です。

 

オークションの出品車は、

 

事前に出品車のデーターが、
ネット上で、会員に公開されるので・・・

 

私の話は、おかしい！

 

と、思われた人もいるでしょう・・・
すみません、私の説明不足であります。

 

この話は、オークションの歴史からお話しているのです。

 

私が今、
お話しているのは１５年ほど前のお話です。

 

そこから、
現在へとお話はつながってきますので。
ご安心下さい。

 

ですから・・・
車を仕入れるバイヤーにとって、

 

出品台数の多いオークション会場であることは、
重要な部分であるのです。

たとえ、
事故車かどうか？

 

怪しい中古車が出品されていても・・・

 

プロが買い付けに行く訳です・・・

 

現車を確認して、
事故車かどうか確認して、

 

セリ落せば問題ない訳なのです・・・

 

と、言うか・・・

 

問題なかった訳です・・・。

 

と、
過去形のお話が現実なのです。

 

最近では・・・ちょっと事情が変わってきています・・・

 

まだまだ、
核心までお話していません・・・

 

次回へ続きます・・・