多過走行車を選ぶ、見分けるこんなポイント
私が、現在・・・
走行の多い、
一般的に言われている所の、
多走行・過走行車に乗っている・・・と、お話しました。
私は、
この車のいろんなポイントをチェックして、購入た訳ですが・・・
その、購入時に、確認したポイントを、
皆さんにご紹介していきます。
前回は、
年式が古くて走行が多い車と、
内装の状態が悪い車には、
手を出さない方がいい・・・と、お話しました。
実際に、
私も上記の様な車は、購入しません。
皆さんも、多過走行車にを購入する時は、
内装のキレイな車を選んで下さいね。
整備記録簿を、確認
さて・・・
今回は、もっと突っ込んだ部分の、
私が見分けているポイントを、
皆さんが出来る範囲の事を重点に、ご紹介して行きます。
私達、プロの車屋が、
買い付けに行く、オートオークションでは、
無理なのですが、
皆さんが、中古車販売店で、車を見る時には、
整備記録簿を、すみからすみまで、確認しましょう。
面倒でも、一番確実です。
オートオークション会場に、出品してある車は、
整備記録簿が入っていない車ばかりです。
紛失の危険性があるので、落札後に
車検証などと、一緒に受け取るようになります。
そこで、べつの所をチェックしていますが、
整備記録簿があれば、その内容を確認するのが、
手っ取り早いし、確実です。
走行距離を戻している車の見極めの所で、↓整備記録簿の確認の仕方を、紹介しています。
必ずチェック整備記録簿
チェックすべき、整備記録簿の中身とは?
そして、多過走行車の場合は、
整備記録簿の中身・・・
いつ、どの様な整備をしているか?
これが重要になってきます。
- 消耗品を交換しているか?
- オイルの交換はきちんとしているか?
- ファンベルトも交換しているか?
- タイミングベルトの交換もしてあるか?
走行が多ければ、色んな部品を交換しているはずです。
細かく、確認しましょう。
そして、その中でも、私が重要視しているのは・・・
- ラジエーター冷却水(クーラント)を、定期的に交換しているか?
- ブレーキオイルの交換も、定期的に行なっているか?
- エアコンのガスを補充しているか?
この3点です。
その理由は・・・
クーラントについて
クーラントは劣化するから交換する。
と、いう事よりも、
ラジエーター内部や、ホース類を
掃除・洗浄するために、交換するのが望ましいのです。
交換の必要が無いと、言う人も、いると思いますが・・・
交換している車は、しない車に比べて、
水周りのトラブルが、少ないのです。
クーラントを交換しない
↓
クーラントが汚れたり
劣化したりする
↓
内側からサビが出る
↓
サビて穴が開く
↓
水が漏れる
↓
エンジンの冷却が不完全
↓
オーバーヒート
最悪のシナリオです。
ブレーキオイルの交換に関しては、クーラントに似ています。
オイルの劣化・汚れ
↓
ブレーキマスター内部に汚れが付着
↓
パッキン類の劣化が進む
↓
オイル漏れ
↓
ブレーキ制御不能
ちょっと、大げさかも知れませんが、
事故にならなくても、高額な修理代が掛かる事もあります。
今までにも、
クーラント&ブレーキオイルの交換をしないで、
結局、高額な修理をしたお客さんを、
何人も見てきました。
中古車を買ってすぐに、
ラジエーターや、ブレーキの故障が出た場合、
前のオーナーが、きちんと、クーラントや
ブレーキオイルの交換を行なっていなかった、可能性が高い場合も、多いと思われます。
今、皆さんがお乗りになっている車の、
クーラントや、ブレーキオイルの交換を、していないんでしたら、
車検ごとで十分ですので、交換する事を、オススメします。
エアコンのガス補充については、
クーラントや、ブレーキオイルとは、
見解がちょっと変わります・・・・
長くなったので、次回へ・・・・・
