事故車　見分ける

その、
流行の販売方法（販売スタイル）とは？

 

二つの、方法（スタイル）があります。

 

ひとつは、
展示車の中にオートオークションの出品表を入れて、お客さんに見せたり・・・

 

車に入れていなくても、お客さんとの商談の時に、
オートオークションの出品表を見せて、
商談する方法です。

 

なぜ？こんな事をするかと言うと・・・

 

もし、その車に不都合や不具合があった場合でも、

 

責任は、検査したオークション会場であり
自分はオークション会場が検査した出品表を信じて、仕入れてきたので・・・

 

もし、その車が事故車であったとしても、
自分は責任が無い・・・

 

と、責任逃れをする為に、そんな事をしている・・・
と、（私は）分析しています。

 

前回から続いています。

 

この話題を初めから読む場合はこちらからどうぞ
⇒事故車なのに事故車じゃない？

 

あくまでも・・・
私の分析であり、異論を唱える人もいると思います。

 

しかし・・・
この、オークションの出品表を、見せる中古車販売店に対し、

 

仕入れの情報をオープンにしている、
優良店だ、と勘違いする人がいるのです。

 

また、中古車販売店も、
「うちは隠し事はしませんよ」・・・
なんて、アピールしているようです。

 

しかし・・・仕入れた車に自信があるのなら、
オークションの出品表を見せる必要もないし

 

もし、事故車であったり、
購入後に、不具合が出れば、
販売した中古車店が責任をもって保証すれば良い訳です。

 

オークションの出品表を見せる必要は、全くないのです・・・

 

この販売方法（スタイル）については、
これ位にして・・・

 

一番、トラブルが多いであろう・・・
もうひとつの販売方法（スタイル）・・・

 

それについて話を進めて行きます・・・

その販売方法（スタイル）とは・・・
オークション代行であります。

 

話を進める前に・・・
勘違いの無いように、前置きしておきます。

 

決してオークション代行店に対しての、批判ではありません。

 

読み進めて頂ければ、分かって頂けると思います。

 

オークション代行店だけでなく、
普通の中古車販売店も、

 

オークション代行業務をする事が増えている・・・
事と思います。

 

これからは、ますます増えて行くのでは？
と、私は思っています。

オークション代行とは？・・・

 

皆さんご存知の様に、

 

会員である業者しか参加できない、
オートオークションから・・・

 

中古車の落札を、お客さんに代わって、
中古車の落札を代行する販売スタイルの事です。

 

お客さんの側からすると、
業者の仕入れ値で車を落札できるので・・・

 

中古車を安く買う方法として、
人気のある購入法です。

 

落札した金額に、
落札を代行した、オークション代行店や、中古車販売店に、

 

手数料を払うだけで、良いので・・・
一見・・・とても得な様なのですが・・・

 

この、オークション代行をしてもらうにあたっては、
様々な、リスクをお客さんが負う事を忘れないで下さい。

 

色々なリスクについて説明すると、
話が終わらなくなってしまうので・・・

 

別のリスクに付いては、後々お話しするとして・・・

では、今回・・・

 

問題にしている事について、
お話を戻しますと・・・

 

オークション代行をしてもらう時に、
落札してもらう車は、どうやって選ぶのでしょうか？

 

オークション会社が、事前にネットで会員に向けて公開している、
出品表のデーターを見て・・・

 

車を選ぶのではないですか？

 

と、言うか・・・

 

それしか、車を選ぶ方法はないはずです・・・

前回までに、お話してきた、
私が定義した問題点・・・

 

• プロと言えない、自分で査定が出来ない人が、車を落札する
• 現車を確認しないで車を落札する
• 出品表の評価だけで車を落札する

 

問題点、全てがそろった最悪な方法で、
中古車をオークションから買ってしまう・・・

 

そんな結果になってしまうのです。

 

では、オークション代行で車を買うのは、
全くダメなのか？

 

私は、そんな事を言いたいのではありません・・・

 

こんなポイントをおさえて、
リスクを理解して、中古車の購入法を選んで欲しいのです。

 

そのポイントとは・・・

 

次回にご紹介します。